Embassy of India

インドは観光でもビザが必要な国である.

そこで我々も,きたるインド遠征に向けてビザをとる必要があった.

私は東京方面に野暮用があったため,ついでにインド大使館へ行き,

インド遠征組3人分の観光ビザの申請してきた・・・ 行きの新幹線は心配になるくらいの空き方だった.

途中名古屋に寄って私はパスポートを手に入れた.

そう,これがないとビザどころではないのだ.

私は初海外だ.

もちろん大使館だって行った事もない.

しかし,この情報化社会・・・事前に簡単に情報を集められる.

インド大使館が開いているのかは電話で確認した.

地図だってプリントアウトしたし,

混雑するから1時間前に入って並んだ方が良い

って言う先人の経験談も小耳に,いや小目にはさんだ.

もちろん3人分の写真,パスポート,申請書を完璧にそろえていた.

写真は出発前日の深夜に思い出して,寝ぼけ眼で24時間の証明写真機に飛び込んだ.

申請書は,某先輩が記入ミスを連発・・・

それはエンドレスなまるでお盆の高速道路(特に小牧JCあたり)の渋滞を彷彿させた.

そんな思い出深い装備を携えて,友人に朝起こしてもらい,

コンビニの店員さんに方角をたずね,完璧に・・・

地図通りにそう完璧に一時間前に着くはずだった.

だがそれは予期せぬ事態だった.

我々がインド大使館だと思っていたところにはクレーン車???

なに!?どういう事だ・・・え?移転した???

情報化社会と言えどやはりメディアの情報は信用ならん.

仕方なく表示された地図を目に焼き付け最寄り駅に行く.

さあ・・・本気で探すか・・・

ヘイ!タクシィー・・・タクの運ちゃんすら場所を知らないだと!?

地図はもう頭の中の消しゴムで消されかけていたに違いない.

なるほど,

もう私と友人が覚えていたキーワードは,ホテルニューオータニ上智大学のみだった.

このキーワードを駆使してなんとか近くにいるっぽいところまでは来た.

しかしビルだらけで見つけられる訳はない.

そんな時友人が黒板を発見!・・・間違えた交番を発見!

31て書いてある黒いビルにそれはあった.

1時間前だったはずの時間は既に3分前まで迫っていた.

あ〜そうそう事前に入手した情報によると,時間に相当厳しいらしい.

しかも1時間前に並んで15番目の取り扱い番号だったとか.

が, 4分遅れて開館。。。ん?

ギリに着いたのに番号2番・・・

しかも関西より西に住所がある人申請から3日ほどかかるらしいじゃん.

でも,郵送可!3人とも同じ住所に届くのに1人につき600円とるのは,

ちゃっかりしてるなぁ〜.でも午後の予定が軽減されたし,まあいっか.

また2つ勉強になったな!得た教訓は,

メディアの情報は鵜呑みにするな!半分は疑え!

大使館と言えどインドはラフい!(まあそれがあの国のチャームポイントだしね)

・・・成長する度に人は社会を悲観的に見るようになってしまうのだろうか?

その答えはディープブルーをもってしても答えは出る事はない.